計画が持ち上がってから、およそ3カ月半。
わが家にも、やっとトイレの手すりがつきました。
認知症パパの手すり完成
区役所からリフォーム承認の封書が届き、業者と日程を詰め、ようやく完成したトイレの手すり。
たかが手すりに、これほど手間取るとは思ってもいませんでした。(ーー;
昔、階段に手すりをつけた時は、頼んですぐ施工してくれたのに。
ま、これは自費で賄いましたが。

役所が絡むと、こうなるわけですね
その上、ケアマネと、ケアマネ推薦の業者にお伺いを立てなければならないので、打ち合わせの日程を決めるだけで時間がかかります。
リフォームが決定して、初めて業者が来た時なんて、約4時間の話し合い。

ケアマネはおしゃべり好きだし、採寸も長時間に及びました
その間、パパの機嫌が悪いのなんのっ!
採寸中、トイレに入りづらかったせいかな(笑)。
3階に上がってきて、ずっと私に文句を言い続けていました。
が、時間をかけて、ぴったりの手すりをつけてもらったおかげで、ほら、こんなに素敵な手すりが完成!
左右に設置したから、パパも楽に出入りできそうです。*^^*
今までのように、ペーパーホルダーを押さえつける必要もないですね!

わが家の2階トイレ、左右にこんな手すりをつけました!
かかった費用は7万円!(の1割負担)
うちのトレイはご覧のように、それほど広くはありません。
設置の手間も、金額も「大したことないんじゃない?」と考えていたのですが・・・。
うちが実際に払うのは、介護保険適用の1割=約7,000円だけど、それでも高くないですか!?

調べてみたところ、この案件の最高値ですね
でも、今さら交渉するのも面倒くさい。(ーー;
それに多少高くても、支払うのは1割だ。
で、すぐ見積りOKの返事をして、進めてもらったわけです。
保険が下りるからこその価格なのでしょうか。
いや、もう考えるのはよそう(笑)。
確かに丁寧な仕事はしてもらっています。
工事は、認知症パパの不在日に
工事は、うちのパパのデイサービスの日に合わせました。
打ち合わせの時、パパの機嫌が悪くなって失敗したからです(笑)。
「取付けに半日かかる」と聞いていたし。

寸法計って印してあるんだから、後は取付けだけじゃん?
と簡単に考えていたけれど、午前9時にやってきて、夕方近くまでかかりました。
パパがいなくて、ホントによかったです。
最初、電気屋さんも来ていて「何の用?」と思ったら、換気扇スイッチの場所を変えるためでした。

ほら上画像の左側、わかります?
手すりを固定させるための白いカバーから、元のスイッチがちらっとのぞいていますよね。
で、それを右上に移動したというわけです。
施工費の支払いは、1割分だけ
工事完成後、業者さんは施工後写真を撮っていました。
「確かに要介護者用のリフォームを遂行した」という証拠写真を区役所に提出するためです。
そして最後に、その場で支払いを済ませました。
私が事前に調べたところでは、
と書かれていたけれど、最初から1割請求だけでした。
わが家としては、とても助かります。
これで、やっとリフォームが終わりました。
【介護保険で手すり】今日のまとめ
年齢とともに足腰が衰えてきた、うちのパパ。
認知症も進行していますから、余計に身体能力が損なわれつつあります。
でも、これでトイレで転ぶことはなさそうです。
ペーパーホルダーを壊すこともなさそうです(笑)。
良かった、良かった。*^^*
今日の認知症パパ語録
トイレの手すりが完成した日、私とママはドキドキしていました。

パパ、手すりに気づくかね?なんて言うかね?

う~ん、どうかな。気づかないかも

まさかぁ~(笑)マジで?
ママは大笑いしてました。
そして午後5時、パパ帰宅。
早速トイレに入り、私たちは固唾を飲んで出てくるまで見守っておりました。が、

・・・・・・
パパは何事もなかったように、トイレから出てきて、一言も発しません。
あんなに存在感のある手すりなのに!?
扉を開ける時、手すりをちゃんとつかんでいたのに!?
マジか・・・。

うっそぉ、ホンマに気がつかん。聞いてみようか?

いや、よそう。使ってくれてるみたいだから、そっとしとこうよ
ママは残念そうです。
でもその後、仕事から帰った弟がトイレに入り、

うわっ、なんじゃこりゃ!?
そう叫んだのを聞いて、ママがニッコリ。
これぞ正しい反応ですよね!(笑)
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