じとじとジメジメ暑いです(汗)。
不快指数100%のこんな時期は、うちの認知症パパの言動に爆発してしまいそうで要注意。
認知症パパ、朝刊をボロボロにする
うちのパパが毎日、何度も朝刊を見る話は、今までもお話してきました。
午前6時頃、玄関に新聞を取りに行き、折込チラシをテーブルいっぱいに並べ(笑)、家族が読もうとするのを横から取り上げてまた一面から読み直し、一日中番組表を持ち歩くのです。(ーー;

もう何年もこんな調子で私たちは諦めモードですが
少し前から、そこに新たなクセが加わってしまいました。
最初は自分好みのドラマを枠囲みするだけだったんだけど・・・どんどん枠が増えていき、ほぼすべての番組を囲むようになってしまったのです。(><;
⇧こんな感じで枠だらけ。本人も、もはや何がなんやらわからない。

けどわが家で映るチャンネルにだけ線を引くのはえらいかも?(笑)
とにかくですね、早朝から新聞に覆いかぶさり、ペンと物差しを手に、地デジとBS番組欄にセッセと線を引くのです。
疲れるだろうにね(笑)。
でも最近は新聞を私に譲ってくれる
そして、それは延々と続きます。
ひとしきり線を引いて満足しては、また広げ、囲っていないスペースを見つけて線を引く。(ーー;
その繰り返しで、ひっちゃかめっちゃかです。

何見たらええか、わからんわ。姫、選んでくれ
そりゃわからんだろうね。
線引きに飽きたら再び一面から声を出して読んだり、パパの新聞ワークはエンドレスに続いていきます。
デイサービスがある日なんて、その新聞を折りたたみ、バッグに入れて持っていくこともございます。
よっぽど新聞が好きなんだなぁ(笑)。
でもね、最近は途中で私に譲ってくれるようになりました。

パパ~、新聞私が読んでもいいかな?
ついこの前までは何度読んでいても「まだわしは読んどらんっ」とか言っていたんだけど

どうぞどうぞ、ゆっくり読みなさい
と、素直に渡してくれるので

ありがとね
と、お礼を言って受け取ります。
どうでもいいようなコトですが、何か譲ってくれたら「ありがとう」と言ってみましょう。
認知症さんのゴキゲン取りには、効果てき面ですよ。*^^*
毎朝、時計の秒針読みで困らせる
さて、うちのパパのルーティンワークはまだあります。
新聞を一時手放すと、今度はケータイのスイッチをON。
テレビ画面左上の時刻を睨みつけながら、ケータイの時間が合っているかどうか確認するのです。

ありゃ、遅れとるわ。このケータイおかしいで
このセリフを一日中繰り返します。
実は・・・パパのガラケーは数か月前、私がこっそり解約しました。
電波がつながっていないから、少しずつ表示時刻が狂ってきたんですね。(^^;
約20秒遅れてるだけなんだけど、なにせうちのパパったら、テレビ画面と、アナウンサーの「7時になりました」みたいな告知とケータイとを見比べて、1日じゅう文句を言います。
2~3分違っていれば私も直してやろうって気にもなりますが、20秒ですよ!勘弁してくれ!
朝っぱらから、うるさいったらありゃしない。(ーー;
それでも自分のガラケーが大好き
「ケータイがおかしい」と言うたびに

パパ、20秒ほど待ってごらん、たぶん時間が追いつくよ
となだめたり、あまりのしつこさにアタマに来ると

気に入らないんなら、そのケータイ捨てようか?
と脅してみたり(笑)すると

いや捨てちゃあいけん。もったいない。たかが20秒違うだけじゃしの
じゃあ、文句言うのやめなさいよ(怒)!
あぁマジ、めんどくせえ。
【認知症の習慣】今日のまとめ
かなりハタ迷惑な認知症オヤジですが、本人なりにどうにかして家族の役に立とうと画策しているのです。
「何もしなくていい」=「どうせ役に立たない」と同意語ですもんね。
そんなパパがもう一つ、すっごく気にかけているのが、ウォーターサーバーのボトル替えです。

これだけは本当に助かってます。12L入のボトルですからね。
ただし、まだ十分に水が残っていても替えたがるので(笑)やっぱり困ります。(^^;
今日の認知症パパ語録
パパの望み通り、ボトル交換してもらうために、私たちはまだ2Lくらい残っている水を空きボトルに詰め替えて、パパに活躍の場を提供します。
するとパパは「よいしょぉ」と重たいボトルを持ち上げて、サーバーにセットしてくれます。

わしでもまだ、ちぃたぁ役に立つじゃろ?

ちょっとどころじゃないよ、やっぱりパパは力があるね!ありがとね

そうそう、私らにはムリだもん。さすがはパパね
ふたりで精一杯持ち上げると、パパは「えへへ」と得意顔。
そのせいでタンクに水がたくさんあっても替えたがるのですが(笑)、毎日なだめて言い聞かせるのも私たちの仕事です。
やれやれ。
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