高齢者には、PCR検査は難しい?

先月から始まった、広島県のPCR無料検査

せっかくだから受けてみよっと!

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賛否両論ある無料のPCR検査

今年の初めから広島で話題になっていた無料のPCR検査。

「予算がかかりすぎる」とか「検査で陰性でも、その後感染したら意味がない」などの反対派が結構いましたが、まずは検査してみないことには埒が明かない。

半月ほど前、街中でチラシをもらって無料会場を知った私は、まずは自分が試してみようと思いました。

けど「家族の検査キットももらえる」と知り、家族で一斉にトライすることに!

その方が間違いないし、自宅で唾液を採取するだけだもんね

私はこの無料PCR検査、とても良い取組みだと思います。

  • 陰性であれば、今までの予防策が正しかったと安心できるし
  • 陽性だったら、いち早く周囲への感染を防ぐことができます
  • そして検査することにより、コロナ対策への関心が一層高まるからです

広島市内では人通りの多い4か所で、検査キット受取りと、検体提出を行っています。

私は買物ついでに、紙屋町の県庁前のテントに立ち寄りました。

画像のような検査キットと問診票などを受け取ります

予約なしで受け取って、お家でゆっくり試せるから楽ですね。*^^*

予約なしでOK、でも提出日は要予約

そう、受取りは確かに予約はいりません。

・・・が「提出日は予約せよ」と言われました。(ーー;

しかも「唾液採取は提出日」である必要があります

私は申込み時に「唾液は直前に取らなきゃいけないんですか?」と一応たずねたのですが

いえ、いつでもいいですよ

ウソおっしゃい~~~!!!

マスク越しで聞き取りにくかったのか、係員さんの勘違いか、とにかく持って帰った説明書をよく読んで、私はその指示に従うことにいたしました。

提出日は私が外出しやすい日にしていたので、その日の朝はお忙し!

出勤前の弟を起こして無理やり唾液を出させ、デイサービスの迎車が来る前のパパからも採取、いつも水分カラカラのママ(笑)に強要し、指定量に達するのをチェックして、最後に自分の唾液を採取しました。

私は申込み後に「ええ~?」と思ったので、検査の要点をまとめてみました!

★これから「検査を受けてみようかなぁ」という方へのアドバイスはこちら。

  1. 検査キットはすぐに受け取れるけど、提出日は要予約
  2. 問診表は表ウラ、きちんと記入
  3. 検査容器の口には触らない
  4. 唾液採取は、提出日に行うのが原則
  5. 唾液採取の30分前は、飲食、歯磨き等禁止
  6. 唾液2mlって、意外と出ない(笑)
  7. 採取した唾液は、持ち出すまで冷蔵庫で保管
  8. 結果は翌日夕方「陽性」の場合のみ電話あり

私は約束通りの予約日に提出に行きましたけど、提出時に何も聞かれませんでした。

ってことは、少々ズレても問題なく受け取ってくれるのかもしれませんね。

検査体制に支障がでないよう、あらかじめ検査数を把握するために提出日を決めさせるのかなぁ。

とにかく、わが家のPCR検査は無事終了!

後は結果を待つばかりです。^^

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認知症パパの唾液採取には苦労した

さて、このPCR検査。

「鼻の奥に綿棒つっこまれるより楽でいいじゃん」と思いましたが、唾液ってそう簡単には出ませんね(笑)。

私も5分くらいかかりました。

朝起きたてで歯磨き前の弟は、つらそうでした(笑)。

そして・・・うちのパパ。

認知症さんには、まず「ストローをくわえて唾液を出す」という行為自体が難しい。(ーー;

パパの中では『ストローは吸うもの』と決まっているので『口の中のものをストローで吐き出す』ことができないのです。

おまけにストローをうまくくわえてくれなくって苦労しました

私が左手で容器を持ち、パパがくわえたストローを割りばしで固定し、

ひめ
ひめ

パパ、口の中にたまった唾をストローで出してね

と言うのですが、これがなかなかうまくいかない。

ストローを吸い込むわ、口からストローを放してしまうわ、私は手がつりそうになりました。(ToT)

それでも何とか任務を完了したパパ。

パパ
パパ

ああ、くたびれた

くたびれたのは、こっちだいっ!

ドキドキ検査結果は、翌日午後6時以降

今回の検査は「陽性の場合のみ電話連絡」が入ります。

明日夕方6時以降、この050~の番号から電話があったら必ず取ってくださいね

と言われました。

翌日の夕食時、私は各自スマホを常時チェックするように言い渡し、自分も電話を見つめました。

決して電話が鳴るのを待ってはいませんが、結構ドキドキしてしまいました(笑)。

「感染はしていないはず」と思っていても、確実ではありませんからね。

だからこそ、こういった検査は大切だなぁと改めて感じました。

電話を待つこと約2時間・・・午後8時を過ぎたので「さすがにもう鳴らないね」と家族でホッとしたのだけど、午後8時30分、家の固定電話が鳴りました!

見れば、050~で始まる番号ではありませんか!?

ひめ
ひめ

もしもしっ!?

すぐに私は受話器を取りました。

・・・が「ツーッツーッツー」電話は切れておりました。

検査チラシで番号を確認したところ、全然関係ない番号でした(笑)。

人騒がせなっっ(怒)!

でも、間違い電話でよかったわぁ~。*^^*

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【高齢者とPCR検査】今日のまとめ

私ひとりが右往左往したような今回のPCR検査(笑)。

結果的に家族みんな陰性だったし、とにかく受けてみてよかったです。

「安易に検査を受けて陽性だった時に、周囲から白い眼で見られたら…」と言う議員がいましたが、それは「ちょっと待ちなさいよ」と私は言いたい。

「陰性だったら困るから検査しない」とか「症状が出てから検査を受ける」では遅いのです。

コロナの広がりは人感染が原因なのですから、私たち一人ひとりが自覚を持つことがとても重要だと思います。

またコロナ以外にも様々な病気がある事実を忘れてはなりません。

医療従事者の方たちや、持病がありながら手術や通院できない患者さんたちのためにも、自分でできる予防策を取っておきたいものですね。^^

★わが家で実行している除菌対策は以下の通り!

  • 玄関に除菌ジェルを設置
  • 玄関で除菌後、洗面所で手洗い&うがい
  • 玄関や階段の手すりなどを除菌
  • トイレ、洗面所はこまめに除菌
  • 半日使ったマスクは捨てる
  • 30分程度使用のマスクは除菌して使う
  • 買物は原則ひとりで
  • 外出には馴染みのタクシーを呼ぶ

とにかくですね・・・うちの認知症さんだけでなく、高齢者にとって唾液PCRは難しい検査じゃないかと思います。

飲まず食わずで2ミリの唾液採取は、私たちでもつらいです。(><;

鼻+綿棒の方が一瞬の痛さで済む分だけ楽だったのかしらねぇ。

でもま、これもコロナが収束するまでの辛抱です。

今日の認知症パパ語録

PCR検査は、もちろん一回すればOKというものではありません。

今の状態がつづくようなら、わが家も再びトライする必要があるでしょう。

今回心配だったのは、パパがちゃんと応じてくれるかしら…ってことでした。

普通の人に比べて、認知症さんにとっては検査自体が難しいからです。

ひめ
ひめ

パパァ、吸うんじゃなくて、ストローに吐き出して

パパ
パパ

出しよるよ

ひめ
ひめ

違う、違う、口の中の唾を出すんだってばぁ

 

パパ
パパ

難しいのぉ・・・

ひめ
ひめ

おおっ、上手上手!もう一息がんばってぇ

こんな具合に唾液採取の折、家族みんなに私は付きっきりでした。(ーー;

あぁ、ホントにくたびれた。

 

広島県では、5月16日(日)まで各会場で無料PCR検査を実施しています。

詳しくはこちらから

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