自粛ムードから解放されそうで解放されない今日この頃・・・「出るな」と言われれば、余計に出たくなるのが人情というものですが、ガマン、ガマン(笑)。
わが家のスキンシップな日常
わが家の認知症パパは、TVや新聞の「コロナ」の文字を気にしつつ、ラジオ体操に出かけては、何度ダメ出しをしても、知人とハイタッチをしようとします。
みなさん笑ってくれますが、そのたびに「すみません~」と私が平謝りです。
ま、コレはゴキゲンな証拠なので、あまりうるさく言って水を差すワケにもいかないの。
こんな感じで、私とパパは毎朝ラジオ体操をしに行きます。
体操だけじゃなくて、一緒に外出する時は、いつも私と手をつないで歩きます。
一昨年くらいから、それが習慣になりました。

パパが嫌がったコトは一度もなく、今じゃ自分から手を差し出します
家の中でのスキンシップ
認知症さんには『スキンシップが必要』というのは、よく言われるコトですよね。
何をすればいいのかわからない不安を、少しでも取り除ければいいんだけど。
あと、わが家では私とママがしょっちゅう、パパの腕や肩をさすってあげたりしています。

コレは、椅子にじっと座らせておくためでもあるのですが
とにかく・・・「認知症さんは、スキンシップに弱い」というコトを覚えておきましょう!(笑)
いろんな専門サイトでも、スキンシップの大切さを語っていますよ。^^
★以下、介護のプロのインタビュー記事です。
ムカつく時もスキンシップ?
ところで、うちの認知症パパは超気分屋でございます。(--;
その周期がハッキリしてれば楽なのですが、低気圧は急にやってくるのです。
そして一度ゴキゲン斜めな状態に陥ると、それが当分つづきます。

そんな時でも、スキンシップを実行してるの?
・・・って思いました? んなワケないでしょ!(笑)
こっちだって人間です。
あまりにもアタマにきて、そばに近寄りたくもないコトだって時々あります。
あとは週3回のデイサービスで、プロの介護師さんにお任せするとして、家族の介護はストレスがたまらない程度にしましょうね(笑)。
それでも外では手をつなぐ
とはいえ、どんなに腹が立っていても、外ではちゃんと手をつなぎます。
うちのパパは手をつないでいると、すごく落ち着くみたいです。

私も「ちっ」と思いながら、歩いてるうちに怒りを忘れてしまいます(笑)

まぁ、いいわねぇ~。いつも仲良く手をつないで
と、ご近所さんたちによく言われますが、そんな生易しい話ではありません。
第一、仲良しだから手をつないでいるわけではなく、コレは必要性に迫られた介護の一環。
それでも一見、私たち父娘は、ほほえましく映るみたいです(笑)。
【認知症とスキンシップ】今日のまとめ

パパって、つくづく幸せ者だと思うよぉ

まぁね
どっちもどっちですが(笑)、この二人の関係がうまくいっている時は、こんな会話が成立します。(要するに「こんなに尽くしてやってんだぞっ!感謝しろ」と言いたいらしい)w
確かに・・・半年くらい前から、パパはひとりでの入浴や着替えが難しくなり、感情の起伏はますます激しく、1分前のコトさえ覚えておらず、うんと手がかかってるんですけどね。(^^;
今日の認知症パパ語録

コロナは恐ろしいのぉ~。公園で体操しても大丈夫なんかいの?
ほぼ毎朝、早朝ニュースをテレビで見ながら、パパは言います。

ちゃんとマスクしてるし、間隔をあけてれば大丈夫よ

ふぅ~ん。でもハイタッチはしちゃいけんじゃろ

そうよぉ、ハイタッチは、しばらくお預けよ

それくらいわかっとるで。わしゃハイタッチしよらんもん(=ウソ!)
だからぁ~、ホントにしちゃダメなんだってばぁ~、頼むよ、パパ(笑)。
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