前回ブログで、最近のパパは奇怪な行動ネタに乏しい・・・みたいなコトを書いたと思ったら、早速やってくれました。
といいますか、やはり私たちがパパの異常さ(笑)に馴れてしまったせいですね。
油断大敵でございます。(--;
認知症は、暑い、寒いがわからない
認知症は脳の病気ですから、当然いろんな支障をきたします。

記憶力の低下なんて、かわいいもんです。たとえば、うちのパパの場合・・・
- 端から忘れる分、話を作る
- 着替えや入浴などが難しくなった
- すぐ癇癪を起す
- 食事の好みが変わる
- 食欲があるのかどうかがわからない
- 夢と現実があいまい
- 暑さ、寒さがわからない
・・・とまぁ、一日中、誰かが見張っていなければなりません。
そんなワケで、暑さ寒さがビミョ~な今の季節、私たちはもっと厳重にパパを監視すべきでした。
注意しても聞かないから、つい放っておくと
もちろん、パパの洋服は毎朝ママが用意しますし、日中も私たちはパパに声をかけています。

パパ、暑くない? はい、一緒にお茶飲もうね

パパ、今日は少し冷えるから、長袖着ようね
みたいな世話を焼いているワケですが、敵はイチイチ反論してきます(笑)。

別にのどは乾いとらんわ。全然、寒いコトなんかないわ
可愛くないです・・・。
で、しばらく放っておくと、扇風機かけながら「寒い、寒い」と毛布をかけたりいたします。

何もしないのが一番快適だと思うけど・・・

どうせ言っても聞かないから、好きなようにさせとこう
さわやかな秋晴れの日は、それでよかったのですが・・・そう、ここんとこヤケに蒸し暑い。
寝苦しさもあって、私たちは疲れ気味、パパから目を離したのが失敗でした。(><;
認知症パパ、突然、気分が悪いと大騒動!
このまま涼しくなるのかと思えば、暑さがぶり返すこの頃。
冷房つけようか、どうしよう・・・ちょっと悩んだりしませんか?(悩むほどのコトでもないけどね)
「風が通るから、まいっか」そう思って昨日、ママは窓を全開にして、和室でウトウトしてたそうな。
そしたら突然!パパが、大声で叫んだそうな。

ああ、気分が悪い! 吐きそうじゃ! もうメシは食わんど!
驚いたママが、応接室に行ってみると・・・
「なんで、こんなおかしなコトを!?」な~んて、聞いちゃダメですよ。
それがわかれば、やりゃあしません(笑)。
教訓:季節の変わり目は、特に注意を怠らない
階下の騒ぎに出くわした弟が、すぐ部屋に冷房を入れ、パパにスポーツドリンクを飲ませました。
ママは、着替えをさせました。
私は保冷剤をタオルで巻いて、パパの身体を冷やしました。

ありゃ軽い熱中症だね。毛布はヤバいよ

私は隣の部屋で、ウトウトするコトもできないの(泣)!?

まぁまぁ、あの程度ならすぐ治まるから大丈夫よ。まだ冷房が必要ってコトね
「気分が悪い」⇒「ママの料理のせい」⇒「もうメシは食わん」というパパなりの主張ですが、体調が復活すれば、そのあたりは忘れてくれるはず。
夕食は一応、おかゆなど軽めのモノを用意し、パパは文句ひとつ言うコトなく、全部平らげましたとさ。
めでたし、めでたし。^^
【認知症の健康管理】今日のまとめ
いやでも、今の時期の落とし穴かもしれません。
梅雨以降~最近まで、パパの熱中症対策は万全だったはずなんだけど、ほら一回涼しくなったでしょ?

もうエアコン使わないかも・・・と思って、フィルター掃除も済ませたし
けれど、日中は30度。*--*
「いくらなんでも、10月になるんだから」などという、規制概念は捨てるべきかも。
今日の認知症パパ語録
聞いてもムダ・・・とわかっちゃいるけど、つい私たちは、パパに聞いてしまいます(笑)。

パパ、寒くない? 上にもう一枚なにか羽織る?

別に~~。寒うないで、暑いくらいじゃ

パパ、暑いんなら窓あけとこうか?

いや、閉めといてくれ。風邪を引きそうなわい
これ、どちらも同じ日の午前の会話です。
何もかも気分次第ってだけなので、強制的に着替えさせ、窓を開閉し、エアコンをつけて対策するしかありません。
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