パパが認知症になってから、わが家もいろいろありました。
病気になったのは、パパだけじゃなかったし。
5年前の春、実はママが入院し、3年前にも再度、手術入院。
その間そりゃあ大変でしたよ、二人を介護する私がね(笑)。
介護している家族が、入院してしまったら
わが家は、4人家族だからいいけれど、老々介護のご夫婦は心配が尽きませんね。
さて、うちのママの話です。
どこの家でも同じでしょうが、誰よりも丈夫で、めったにカゼも引かない人でした。
幸いステージ0の超初期でしたが、ハードな精密検査が続き、即手術というコトになりました。
みんなの手前、明るく振舞っていたけれど、うちのママ、本当は怖がり屋さんです。

私がいなくて、認知症のパパをどうしましょう~(泣)
そう思うと、夜も眠れなかったんですって。
パパも、うろたえまくりでした。
当時はまだ、ワケのわからない人間じゃなかったから(笑)、手術が心配だったのね。
後日ママに聞いたんだけど、入院する日の朝

がんばれよ
と言って、ハグしてくれたのだとか・・・パパ~、いいとこあるじゃん!
認知症パパ、病院で迷子になる
それからママが退院する日まで、私とパパは毎日、病院に通いました。

病院が退屈だったら、留守番しとく?
って聞いても、

わしが行かんで、誰が行く!
と言い張る・・・ひとりの方が、ラクだったのに。(--;
目が離せないので、私がクタクタになるわけですよ(笑)。
せっかくママを見舞っても、所在なさそう~にしているし、パパがコーヒーをご所望になれば、売店に行くのは、私の仕事。(ToT)
おまけに、勝手にタバコを吸いに外に出ては、私が探しに行くハメに。

たしか5階じゃったよの? あれ? ママの病室がない
・・・病棟、違ってますけどね。

ってな感じで、私の仕事を増やしてくれたものです
そうこうするうち、ママが無事、退院してくれました。^^
手術後の抗がん剤治療も大変でしたが、この春ようやく5年が経過!
クスリからも解放されて、万々歳です。
まさかの、二度目の手術入院
前回の手術から二年後、ママ、まさかの再入院! 術後検診で別の病気が見つかりました。
今度は検査入院に約ひと月、手術入院が約半月、自宅療養ほぼ半年・・・と、けっこう長くかかりました。
パパの認知症は順調に(笑)進んでいるし、時々

あれ~? ママ、どこ行った?
と、聞かれたコトもたびたびです。(ToT)
こんな時、ホント男は役に立ちませんっ! 頼みの弟は病院にも寄り付かず、

弱ったママを見るのが怖かったらしい・・・
家事と、看護と、パパの世話で、私はゲッソリ痩せました。
両親を同時に、世話するのは大変
ホントに「どっちが病人?」ってくらい、私は激やせしました。
なのに、うちのパパはノーテンキ(笑)。

パパ、今から病院行くよ~。はい、支度して!

なんで? 誰かの見舞い?
・・・コレですよ。(--;
ママの病気は本当に不幸中の幸いで、3年たって、すっかり元気に元通り。
うちのパパは・・・今では、ほとんど異星人ですけどね(笑)。
だからまず、こっちが元気でなくっちゃね。
カラダはもちろん、精神的にも健康を保つコトが第一ですよ。
【家族の健康】今日のまとめ
誰だって、病気になろうと思って、なるわけじゃありません。
気をつけていても、こればっかりは仕方ない。

一番つらいのは、病気になった本人だしね
それは重々承知ですが、私が病気になりそうだった~~!(><;
ママに言えなかったから、今、白状しますけどっ(笑)。
みなさん、健康には十分注意してくださいね! 家族のためにも、自分のためにも。
今日の認知症パパ語録
うちのパパは、いつもママを探しています。(^^;

ママは、どこ行った?
・・・あんたは、子どもかっ?(怒)
「アレがない、コレがない」
「何、着ればいい?」
「髪、洗った方がいい?」
「今日着た服、洗濯する?」
このように、一事が万事、ママ頼みです。
若い頃から依存度の高い男でしたが、最近は朝から晩まで、ママが必要。
これだから、ママが心配するんですよね「私がいなきゃ、どーするの」って。

パパより、1日だけ長生きしてあげるね
これが、ママのパパへの約束。
ええ、ぜひそうしてちょうだいね、でなきゃ私が大変だもん(笑)。
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