高齢になれば、認知症は当たり前

 

9月から、月1回「認知症予防講座」に通いました。

先週、最後の講座に参加し認知症について、もっと深く考えるようになりました。

 

こういうコミュニティを、利用するのも大切ですね。^^

私たちの身近には、高齢者介護や認知症をサポートする取り組みが増えつつあります。

事前に知っておくだけで、いざという時に安心ですよ。

 

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同じ認知症でも、症状が出るか出ないかが鍵

 

日本の認知症患者の数は、2013年時点で462万人。

65歳以上の7人に1人が、認知症という統計が出ていました。

 

ひめ
ひめ

アルツハイマー病のうちのパパも、この中のひとりです

それが2025年には、700万人。

65歳以上の5人に1人が、認知症になるかもしれません。

 

でも、ちょっと待って。

認知症って、ホントに一部の限られた人だけが発症する病気なのでしょうか?

 

脳の萎縮は、年とともに誰でも始まる

 

今回「認知症予防講座」を受講して、初めて知ったコトがありました。

それは認知症は、高齢者の当たり前の病気だというコト。

 

骨や筋肉が衰えるのと同様に、年齢とともに脳も委縮していきます。

脳細胞が失われるのが認知症だというのなら、80歳以上になれば、誰もがみんな認知症・・・と言えなくもないのです。

 

ここで注目したいのは、

同じように脳が委縮していても、認知症の症状が、出る人と出ない人がいるらしいってコトです

 

講座で教えてもらったのですが、

米国の修道院で、献体を希望して亡くなった高齢のシスターたちの脳を調べたところ、明らかに認知症と見られるのに、みんな普通の生活をしていた・・・そうです。

 

ということは。。。穏やかな気持ちで、規則正しい暮らしを心がけていれば、たとえ認知症になっても症状が出にくいってコトですね!

 

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認知症予防には、水分の摂取が重要!

 

年をとれば誰でもなるけど、気をつければ症状はでない。

そう思うと、ちょっとだけ安心しますね。*^^*

 

でも今の日本に暮らす私たちが、修道女のような逃避生活ができるわけじゃありません(笑)。

そこで普通にできる、最低限の認知症予防が、コレ。

 

水を飲む!

 

高齢になればなるほど、水分が不足しています。

  • 年をとると、喉の渇きを感じなくなる
  • 筋力が衰えるので、水分をキープできない
  • 水不足で血液がドロドロになりやすい
  • 血流が悪いので、脳の血のめぐりも悪くなる

こんな悪循環に、なってしまいます。(><;

 

十分な水分量とは、1日1500ml!

健康を維持するためにも、まずはお水を飲むコトから始めてみませんか?

 

認知症が心配になったら、相談に行きましょう!

 

水分をちゃんととって適度な運動をして、今は健康。でも記憶力が落ちる一方で、やっぱり心配

 

そんな不安を抱えているなら、専門窓口にGO! 早期発見、早期対応にもつながります。

  • 地域包括支援センター
  • 各市町認知症対策担当課
  • 介護予防研修相談センター

・・・など、居住エリアには、専門スタッフが必ずいるはずです。

いきなり病院に赴くよりも、敷居も低いと思いますよ。^^

 

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【認知症予防講座】今日のまとめ

 

私も認知症パパに悩みながら、地域コミュニティに接する機会が今までありませんでした。

最初、勇気もいりました。でも参加して、本当によかったと思います。

 

みんな私と同じような悩みがあって、それを解決するための受け皿も、近くに用意されているんだなと、わかったからです。

 

ひめ
ひめ

認知症はこわくない! そう思えるようになりました

 

今日の認知症パパ語録

 

パパ
パパ

姫、早う帰って来いよ。電車で行けよ。いやタクシーを使え

私が週1回、習い事で出かける時、うちのパパは毎度うるさくそう言います。
歩いて15分足らずだから、絶対徒歩ですけどね(笑)。とっぷりと日が暮れて、帰宅して

 

ひめ
ひめ

パパ、ただいま。ちゃんと電車で帰ったよ

と、とりあえず私はウソを報告します。が、

 

パパ
パパ

あれ? お前どっか出かけとったんか?

ま、別にい~けどね(笑)。

 

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