『よく生き、よく死ぬ』という言葉があります。
日本人はこれまで、”死”を直視したがらない傾向にありましたが、孤独な高齢者が増えるにつれ、死生観を語る人が多くなってきたようです。
50歳を過ぎた私も、そんなコトを考える時期にきたのかしらね。(^^;
認知症の終末医療って、むずかしい
今、盛んに話題にされるようになってきた、“終活”とか、“終末医療”という言葉。
テレビでも、そんな番組がやたら目について、つい見てしまいます。
若い人は、気にもならないのでしょうけどね(笑)。
この前もNHKで、認知症介護や終末医療の特集をしていました。
認知症の場合、本人ではなく家族が決定するコトになる
うちのパパは、かなり進んでるアルツハイマー病ですが、上記のような番組を見て

ああまでして、生きとうないのぉ
こう申しておりました。コレ、遺言だと思って遂行してよいのでしょうか?(笑)
パパはアタマ以外健康なので、今のところ寝たきりになる心配はなさそうだけど。
でも認知症が進むと、身体能力も奪われるから、家族で相談しておくべきかしら。
終末医療、延命処置の是非
認知症かどうかは、この際こっちにおいといて。
家族でちゃんと話し合い「延命処置はなし」と決定はしていても、自宅で急に家族の調子が悪くなったら、とりあえず救急車を呼びますよね!?

とにかく今、この状態をどうにかして!
私だって、そう訴えると思います。
「ああ、ついに人生の終末を迎えたのね~』な~んて、冷静に思えるわけがありません。
終末医療を託せる、近くの主治医
私の両親は、75歳と80歳。パパが認知症とはいえ、まだ二人とも普通に生活しています。
でも家族全員、年をとっていくわけで、そこで必要なのがかかりつけ医というわけです。
終末医療について、考えるべき時がきたら。。。
- 容体急変 ⇨ 救急車ではなく
- 主治医を呼んで ⇨ 自然な終末を手伝ってもらう
あくまで理想だから、実際どうなるかわかりませんが、心づもりは必要ですね。
【終末医療】今日のまとめ
今は、毎日を滞りなく過ごすのが精一杯。
パパの認知症が、進行しませんように・・・そう願って暮らす日々です。
周囲を見渡しても高齢者ばかりだし、私自身も還暦が視野に入ってきた(笑)。
終活、まじめに考えなくっちゃ、ですね。(^^;
今日の認知症パパ語録

死ぬときゃ死ぬんじゃ。無理やり長生きせんでもええわい
パパはどうやら、延命拒否派のようですね。
ま、たいがいの人が、元気なうちはそう言うもんです。(^^;
実際問題、そんな場面に直面したら、いつもは冷静な私も、どうなるか想像がつきません。
だからまずは、自分自身の先のコトを、考えてみようと思いました。*^^*
無理やり”死”と向き合う前に、幸せな“生き方”を考える。
それが『よく生き、よく死ぬ』に、つながるんじゃないかなぁと思います。
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