介護の味方【認知症サポーター】

 

うちのパパが認知症になってからというもの、私はあらゆる方法で、この病気を調べました。

主に活用したのは、ネットですが、他の方の体験談も聞きました。

 

でも、介護している人の陥る疑問は「これで本当に、正しいの?」ってコトですよね。

そんなわけでワタクシ、このたび「認知症サポーター」になりました!

 

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【認知症サポーター】って、知ってます?

 

普段から認知症さんと関わっている方なら、ご存知ですよね?

「認知症サポーター」とは、「認知症アドバイザー」「介護福祉士」などの有資格者ではありません。

 

誰でもなれる、「認知症、ちょい知り応援団」みたいな感じです。

一般の人より、認知症についての正しい知識があるサポーターです。

 

実は少し前から興味はあったんだけど、わが家では私が率先して、パパの介護を受け持っているわけだし・・・これはちゃんと受講しなきゃ!

 

約2時間の受講で、認知症サポーターに

 

認知症サポーターになるには、ややこしい勉強や実習なんかいりません。

各地域で開催される「認知症サポーター養成講座」を、受講するだけでOKです!

 

【認知症サポーター養成講座について】

  • 開催場所:福祉施設、公民館など
  • 受講資格:誰でもOK
  • 費用:0円~数百円程度
  • 時間:1~2時間程度
  • 講師:認知症アドバイザー
  • 内容:認知症の症状や関わり方など、認知症への理解を深める
  • 受講後:特に職務なし。オレンジリングを贈呈されます

私が参加した講座は無料で、申し込み不要、約2時間×全3回の内容でした。

 

1度目の受講で「認知症サポーター」の称号(笑)が、与えられましたが、興味深かったので、次回も行こうと思っています。*^^*

 

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【認知症サポーター】の証、オレンジリング

 

講座内容は、主催者によって異なる模様。

昨日はスライドを見ながら、アドバイザーさんの介護現場のリアル体験談を聞き、笑える寸劇やDVD鑑賞で、あっという間の2時間でした。

 

【昨日の講座内容】
  • 認知症を、正しく知ろう
  • 高齢者のもの忘れと、認知症の違い
  • 認知症の症状と、接し方のポイント
  • 寸劇(家族の望ましくない対応、望ましい対応)
  • DVD視聴(認知症患者さんが綴った詩)

 

驚いたコトに、会場は参加者であふれんばかり!

多くは町内の方だったと思うけど、私のようにバスや電車で、わざわざ出向いた人も結構いらっしゃったようです。

認知症は、もはや人ゴトじゃないってコトなのね~。

 

認知症アドバイザーの言葉に、胸を打たれた

 

認知症アドバイザーって・・・やぱり人格者でいらっしゃる(笑)。

そうでないと福祉介護の道では、長続きしないのでしょうか。(^^;

 

認知症アドバイザーさんの言葉に、実はワタクシ、泣きそうになりました。(ToT)

 

認知症になると、いろんなコトがわからなくなります。
わからないと、不安になるし、孤独になりますよね。
でも本人は、なんとか、それを自分で解決しようとするんです。
だから怒ったり、その場を飛び出したり、嘘をついてごまかしたりします。
それはね、患者さんが、がんばっている証拠なんです』

 

そうなのよねぇ、わかっちゃいたけど、具体的にそう諭されると胸に刺さります。

 

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【認知症サポーター】今日のまとめ

 

前述の通り、認知症サポーターは誰でもなれます。

短い講義を受けて、認知症の基礎知識を学ぶだけでOKです。*^^*

今回の1回目の講座内容は、ほぼ誰でも知っているような入門編でした。

 

【認知症サポーター養成の目的は】

  • まず、正しい知識を身につける
  • それを、介護に実践できる
  • 最後に、横のつながりを築く

・・・というコトで、あろうかと思います。

 

世の中に認知症さんが増えてきて、やさしい眼差しで向き合える人も、同じように増えていけば、お互い安心ですものね。

 

今日の認知症パパ語録

 

一時期うちのパパが、怒りっぽかったのも、自分に対する不安からだったのかも。

家族の視線も、冷たかったしね。

 

でも今は、パパの話を誰かがちゃ~んと聞いています。

どんな与太話でも、否定せずに相槌を打ってあげます。

 

パパ
パパ

あ~、わしゃあ幸せ者よ。ええ家族に恵まれて

マジですよ! さっきも、そう言ってたもん(笑)。

 

認知症は誰がなっても当たり前。でも症状が悪化するかどうかは、環境次第

これも、認知症アドバイザーさんの言葉です。覚えておきましょうね!

 

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