さて、わが家にも、介護保険更新の時期がやってまいりました。
アルツハイマー型認知症のうちのパパは、要介護認定を受けて、丸6年がたっています。
この春、更新申請をしたところ「要介護3」にランクアップしました。
喜んでいいの? それとも悲しむべきですか?(^^;
認知症の要介護認定は、ハードルが高い
そうなんです。今、要介護ランクが上がるって、驚くべき快挙なんです(笑)。
それも、とらえどころのない認知症で要介護3って、すごくない?

それもこれも、優秀なケアマネさんの能力があってこそ

要介護3を、めざしますんで
と、豪語していただけのコトはありますな(笑)さすがです。
しかし正直な話、わが家は、どっちでもよかったんだけど。(--;
どーしてかって?・・・それは、うちのパパが何のサービスも必要としないから。
家族が利用してほしくっても、お構いなしです。
要介護3になった本人は、所詮人ゴト
だいたい、うちのパパは、自分が認知症であるコトを忘れています(笑)。
要介護3とは、どんな状態かと言いますと・・・
- 立ち上がりや歩行が、ひとりでは困難だったり
- 排泄や入浴に、介助が必要だったり
- 薬やお金の管理ができなかったり
- 精神面や行動面に障害が見られる
こんな感じで、うちのパパは最後の2項目に当てはまります。
そして要介護3になった暁には、こんなサービスが利用できます。
- 入浴やリハビリなどの訪問介護
- 施設入居&ショートステイ
- 通所介護&リハビリ
- その他、地域密着型サービスいろいろ
内容は今までとほぼ同じだけど、要はサービスをひんぱん使えるってコトですね。
パパは興味ないでしょうけど~使わないから関係ないよね(笑)。
介護認定の申請書類に、ワザあり
それじゃ認定がおりるまでの流れを、ざっとおさらいしてみましょう。
うちのパパが、初めて認定を受けた時は、区役所の人がやって来ました。
だから今回の更新も、同じような運びになると思ってたんですよね。
ってコトは、介護認定のランクアップは難しいかも!?
だって認知症って、その場その場で上手に話を合わせるんだもん。
・・・というケースがよくあります。
ママと私は「無理だろうね」と言ってたのですが、どうやら申請プロセスが以前とは変わったようで、パパは「要介護3」になりました。
その過程を説明しますと・・・
- GW前にケアマネがやって来て、パパと面談
- ケアマネと、主治医が書類を作成
- ケアマネが、家族から「パパの日頃の動向」調査
- ケアマネが、区に申請書類を提出 ・・・これだけでした(拍子抜け~)
(← 認定後、こんなのが届きます)
介護保険の更新は、素人にはわかりにくい
第一、役所の職員さんの訪問もないって、これには私たちもびっくりぽん。\(@◇@)/
巷であれほど「厳しい」と騒がれている要介護認定が、こんなに簡単に上がって本当によろしいの!?
う~ん、私たちシロウトには、わからない世界です。(--;
ま、善良な(笑)うちの家族は、ムダにサービスを利用したりしませんけどね。
っていうか、必要なサービスも、当のパパが嫌がりますけど(笑)。
とにかく、ですよ。
全国のケアマネさん、お仕事きっと大変ですよね?
でもどうか、介護で困っていらっしゃる方の、力になってあげてくださいね。*^^*
【要介護認定を勝ち取る手続き】今日のまとめ
要介護認定が済んでから、私は改めて申請書類の一部に目を通しました。
家族からすれば「少々大げさ?」と思ったけれど、そこはまぁご愛敬(笑)。
ケアマネさんの熱意が感じられます。
介護認定ランクを、下げないためにできるコト
介護認定のランクを下げないためには、担当のケアマネさんと良い関係を築くってコトに尽きるでしょう。
そして、介護認定が行われる時には、介護の詳細を書いて渡しましょう!
- 患者さんの体調や、毎日の言動
- 介護していて困るコト・・・など
「身内の恥かも」とか思わずに、些細なコトも報告です!
もし、更新手続きに役人も立ち会うようなら、本人まかせにしないコト!
ご家族が横から口を出すくらいで、ちょうどいいかもしれませんよ。^^
うちのパパの次の要介護認定の更新は、3年後。
さーて、その頃には、どんな異星人に変身していますやら(笑)。
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