できるコトなら、無縁で暮らしたい「認知症」という病気。
うちのパパがアルツハイマー型認知症とわかって、そろそろ7年になりますが、当初はまだ「介護する」というほどでもありませんでした。
思えばあの頃「介護が必要」だったのは、むしろ家族の精神状態だったかも(笑)。
さて、私たちはどんな時に「もしや、認知症?」と疑うんでしょう。
「認知症に気づいた」時どうすりゃいいのか?一緒に考えてみましょうか。
認知症かも!? でも病院に行くのはヤだ(笑)
わが家で最初に、パパの異変を唱えたのは娘の私。
ホントはみんなも薄々気づいていたはずですが、それなのに

パパも年だもん。そりゃ記憶力も悪くなるよ

嫌なコトがあって、ストレスがたまってるだけじゃない?
今でこそ毎日のように「認知症」の話題が飛び交い「誰でも、なりうる病気です」と市民権(笑)を得ていますが、7年前ってまだタブーだった気がします。
これから、もっと認知症は増えていく
内閣府の統計によれば・・・
という調査結果が出ています。これは65歳以上の高齢者で、ちゃんと受診している人の数。
きっと「かくれ認知」は、もっともっと存在しますぞっ!
ああ、おそろしい~~。(><;
しか~し! いざ認知症の疑いを抱いても、人はなかなか病院には行けませぬ。
うちのママがそうでした。だから、みんな事前にいろいろ調べるんですよね。
だって、検査して正式に「認知症患者」の烙印を押されるのって怖いもの。

でも見て見ぬフリをしていても、認知症は治りません
今後の介護の体制づくりのためにも、やっぱり早めに病院にGO!
それが本人のためだし、支える家族のためにもなりますよ。
認知症の前兆をキャッチしよう!
「認知症」といえば「もの忘れ」と思いがちですが、もの忘れ程度は私にもよくあります。

え? 危ないかしら?(笑)
それよりも、もっとポピュラーな「認知症」の前触れを知っておきましょう。たとえば、
- 何かにつけて、面倒くさがって動かない
- 毎日、同じ本、同じ録画ドラマばかり見る
- 「昨日もそれ聞いた」みたいな同じ話ばかりする
- 意味もなく怒って、手がつけられない
- 「うっふん、あっはん」系(笑)の番組を見るようになった
以上が、うちのパパの「認知症」超初期の症状。
まだ私さえ「認知症」を意識していなかった頃の、パパの実際の様子です。
身近に、こんな人はいませんか?
上記の前兆に、もしも思い当たる節があれば「アルツハイマー型認知症」かもしれません。
特に最後の「うっふん、あっはん」系(笑)。
なんで、でしょうね?(^^;
パパはH番組を見るだけで済みましたが(現在は興味なし)、中には露骨に相手に迫ったり、誰かれ構わず下ネタを披露するケースも多いそうです。
とにかく、うちのパパの7年前に該当するようなら、誰かに相談して病院をたずねてみてはどうでしょう?
【認知症の疑い】今日のまとめ
とはいっても、病院に行くって難しい。

あんた認知症かもしんないから、明日いっしょに病院行こか?
誰がこんなコト、言えますかっ!? でもわが家では、

パパ、最近もの忘れがひどいから病院行きましょ
と、ほぼストレートに連れていきました。
認知症検査を受けるコトをわかってて、よく素直に応じてくれたものです。
ま、連れて行くのに、半年かかっちゃいるけれど。(^^;
パパは自分が認知症であることを認め、そのためにクスリを飲み始めました。
当時はつらかっただろうと思います。えらかったね、パパ!
今日の認知症のため語録
今思えば、当時のわが家のやり方は少々乱暴だったので、ここはひとつ穏便な方法を取り上げてみましょうか(笑)。
病院まで行ってしまえば、こっちのものです。( ̄ー ̄)b
こういうやり方も、あるようです。
最初の一歩って、なかなか踏み出せないものですよね。
少し勇気が必要です。
もしかしたら他の病気が見つかるかもしれないし「認知症」だったら、それはその時のコト。
そしたら、共に闘いましょうぞっ!
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