待ちに待った春ですねぇ~。*^^*
世の中、少しは明るくなりますように。
認知症パパは、ガラケーがお気に入り
うちの認知症パパは今、わりとゴキゲンに暮らしています。
なにせ家族みんなに気遣われ、好きなものだけに囲まれて、悠々自適の毎日ですからね。
そんなパパが手放せないアイテムは
- 新聞&メガネ
- テレビのリモコン
- 目薬
- ティッシュ
- ケータイ電話
- チャイナマーブル
以前はここに「タバコ&ライター」が加わっていたのですが、本当に禁煙に成功してしまったので(笑)上記6点があればOKです。*^^*

逆に言うと、どれか一つでも見当たらないと大騒ぎです
特に大切にしているのが、携帯電話。
朝ケータイのスイッチを入れ、夕方切るのは、パパの大事なおつとめなので(笑)、毎日たからかに宣言しながら、オン/オフを切り替えています。
・・・が、このガラケー、本来の役割をまったく果たしておりません。(ーー;
そんな時、通信会社から『契約更新のお知らせ』ハガキが届きました。
契約更新を機に、解約を検討
うちのパパが持っているのはガラケーだし、いちばんシンプルなプランだから、月々の料金なんて安いものです。
本人がいたく気に入っているので、私は解約を考えていませんでした。

時々ケータイを使わせて、アタマの体操をさせてもいいしね
が、パパはもう使い方が全然わからなくなっています。

ケータイに電話をかけてくる人もいなくなったし
パパはとにかく、自分のケータイが目の前にあって、電源が入って、時計の役割を果たしていれば満足なのですから「本人に内緒で契約解除しちゃおうか?」と、家族で話し合いました。
やはり、少しでもムダを省きたいこのご時世・・・って感じでございます(笑)。
パパの場合、ガラケー本体さえあればいいんだしね!^^
そんなワケで私が早速、手続きを遂行するコトになりました。
認知症さんのケータイを代理解約する方法
みなさんご存知でしょうが、何の手続きをするにも代理人を立てる場合は【委任状】が必要です。
携帯電話の機種変更や、解約についても同様です。
わが家はauなので以下、au方式で記述しますけど、どこの通信会社でも似たようなものだと思われます。
*家族が代理で解約をする場合、以下の用意が必要です。
- 委任状
- 契約者本人の確認書類
- 代理人の確認書類
- 携帯電話本体
1.委任状はHPからダウンロードできますが、印刷する際、周囲が消えがちなので、近くにショップがある場合は用紙をもらった方が無難です。

不備があると出直しになりますし、念のため余分にもらっておきましょう!
2~3.確認書類は、保険証、運転免許証、マイナカードなどでコピーでもOKです。
4.本体は持参しなくても手続きは可能です。でも本体があれば、よりスピーディーに手続きが完了します。
★auの代理手続きについて、詳しくはこちらから
認知症さんは委任状をうまく書けない
ここで問題なのが、そう・・・うちのパパの委任状記入です。
かつては達筆だったパパも、今ではうまく文字が書けません。
それどころか、こっちの言い分をちゃんと理解できません。
2年前の機種変の時も、すっごく苦労して委任状を書かせたんだけど、今回はムリだと判断して、私が代わりにヘロヘロ文字で書きました。

ホントはこんなコトしちゃあダメだよね
でもね、自分で手続きできないから代理人が行くワケでしょ?
そしたら委任状さえ書けない場合があって当たり前でしょ?
病状を考慮して手続きを簡素化するとか、もっと柔軟な対応ができないものかしらねぇ。
ま、いいや。
ショップでは、すんなり委任状を受け取ってくれたしね(笑)。
「修理」と偽ってパパの本体を持ち出したので、時間もかかりませんでした。
めでたし、めでたし。
【認知症のケータイ解約】今日のまとめ
こうしてパパのケータイは無事、解約されました(笑)。
もちろん、当人はそんなコトには気づいていません。
っていうか、ケータイは電話だってのを忘れているかもしれません。(^^;
そして回線の切れたガラケーをバッグに入れて、今日もデイサービスに出かけて行きました。

なんか、あわれな気がする

そんなコトはありませんっ。わが家は節約、パパはハッピー、何の問題があるもんですか!
ねぇ~、そうですよねぇ~(笑)。
今日の認知症パパ語録
パパは毎朝、5時半頃目覚めます。
そして6時になってから、ケータイの電源を入れるのがお約束。
なぜ6時なのか、それは誰にもわかりません。
しかも私の許可を取ってから、電源を入れるのです(笑)。

姫~、ケータイのスイッチ入れてもええ?

はい、どうぞぉ
その後、必ずこの一言。

姫~、テレビつけてぇ~

はい、はい

おお~~おうとる、おうとる(合ってるの意)、さすがはわしのケータイじゃ
何か合ってるのかって?
テレビ画面左上に表示される時刻と合っているのを確認して喜んでいるのです。*^^*
こうして毎朝、毎朝、同じコトを言いますが、無視するわけにもいかず、

本当~?よかったねぇ~

うん、よかった、よかった
アホらしい会話ですが、これがわが家の平和な夜明けです(笑)。
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